先日、頼成の森で開催されていた【 花菖蒲祭り 】へ行って参りました!

実は過去にも花菖蒲祭りの記事をUPさせて頂いております( *´艸`)←花菖蒲大好き
毎年開催されている花菖蒲祭りは年1度のお楽しみなのです♪

 

ワタクシ、何気に花菖蒲と書いておりますが。
“花菖蒲”と“菖蒲”の本種は全く別の植物である事を皆様はご存じでしたか?

菖蒲はショウブ目ショウブ科ショウブ属のもので、端午の節句の「ショウブ湯」に
用いられるものが菖蒲となります(↓)

そして私が好きな花菖蒲はアヤメ科アヤメ属の多年草で美しい花を咲かせます(↓)

花菖蒲は菖蒲と葉の形状が似ている上"ショウブ"の名称が共通することから
ショウブとハナショウブが混同されているようです(^▽^;)
美しい花を咲かせることから“菖蒲”といえば“花菖蒲”の方がメジャーなイメージ?
菖蒲の影が薄い感じがするのは私だけでしょうか・・・ちょっと切ないですね。

 

とても美しい花菖蒲ですが、和歌では“菖蒲”と書いて“アヤメ”と呼びます( ̄∀ ̄)
これまたややこしや~・・・笑

ほととぎす 鳴くや五月の あやめ草 あやめも知らぬ 恋もするかな

古今集で唯一の菖蒲を詠んだ歌です。(詠み人知らず)
さつき(五月)は情景を示す序詞となっております。
「あやめ草」から引き出された「あやめ」が筋道の意の「文目」であり
下句は分別を越えて陥った恋の始まりを詠んだ歌となっております。
この歌を詠んだ方は報われない思いを秘めておられたのでしょうね(´・ω・`)

ゆっくりのんびりお散歩しながら咲き誇る花菖蒲に癒され頼成の森を後にしました。
来年もまた美しい花菖蒲を楽しみに足を運ぼうと思います:;*(人´∀`)♪

 

(20250707YK)