お盆中のこと。
櫛田神社へ参拝の為足を運びました。

正面の鳥居ではなく、横道から入らせて頂いたので小さ目な鳥居です☆
(駐車場から入ったので)
櫛田神社の主祭神は、櫛稲田姫命・武素盞嗚尊。
夫婦円満・縁結び・家庭和合の宮として広く崇められております。

  

長い参道が続く境内は、とやま森林浴の森・富山の自然100選に指定されています。
とても気持ち良い空気の境内なので、ワタクシ的お気に入りの神社です(*´∀`*)

クシナダヒメ(櫛稲田姫命)は、日本神話に登場する女神様。
八俣遠呂智退治の説話で登場されます。

< 以下・日本神話より >

高天原を追放されて出雲に降り立ったスサノオ(武素盞嗚尊)。
ヤマタノオロチという怪物に毎年娘を食われているアシナヅチ・テナヅチの夫婦と、
その娘のクシナダヒメに出会います。
彼らの話によると、もうじき最後に残った末娘のクシナダヒメも食べられる時期だと。
スサノオは哀れに思うと同時に、美しいクシナダヒメに一目惚れ。
クシナダヒメとの結婚を条件にヤマタノオロチの退治を申し出ます。
アマテラスの弟であるスサノオと知り、アシナヅチとテナヅチは喜んでこれを承諾。
クシナダヒメを差し出しました。
結婚が決まると、クシナダヒメはスサノオの神通力によって小さな櫛に変えられます。
クシナダヒメを頭に挿したスサノオは、見事十束剣によってヤマタノオロチを退治。
ヤマタノオロチを退治した後、スサノオはクシナダヒメと共須賀の地に宮殿を建設。
後に二神は八島士奴美神を生み、その子孫が大国主神になります。

◆ 櫛稲田姫命のちょっとした豆知識 ◆
櫛稲田姫命の父母がそれぞれ手摩霊・足摩霊と「手足を撫でる」意味を持つ神様です。
「撫でるように大事に育てられた姫」
との解釈から、倭撫子(やまとなでしこ)の語源とされている美しい姫なのです。

この日はとても暑かったのですが、境内に入るなり太陽が雲に隠れました。
お陰で日差しが和らぎ、更には優しい風が吹き、とても参拝しやすい環境に♪
ゆっくり、じっくり御挨拶と日々の感謝、志を御伝えする事が出来ました。
参拝を終えた途端、再び日差しが!不思議な事ってあるものですね。笑
お盆中だからか、境内には風鈴の小路が設置してありましたよ♪

とても優しい女神様と、雄大な神様がお祀りされている櫛田神社。
私的お勧めスポットです(*^ω^*)♪
(20180903YK)