ムカ⇒Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)
2016年にクリスチャンとステファニー・ウッツによってドイツ初の
アーバン・アートと現代アートに特化した美術館として開館されました。
アーバン・アートは現代の都市空間で発達した視覚芸術を指し一般的には
壁や建物、道路や橋などの公共の場所にアートを描くことを言います。
そのアート作品の1部が森アーツセンターギャラリーで公開されました(*^ω^*)

 

アーバン・アートには、様々な種類があります。
グラフィティ・アート、ストリート・アート、ポスター・アート、
ステンシル・アート、モザイク・アートなどが挙げられ、これらのアートは
都市の景観を変えそこで生活する人々の心へダイレクトに訴えかけると共に
時に政治的、時に社会的なメッセージを広く伝えます(*‘ω‘ *)
今回の美術展の中でワタクシ的に印象づいたものを紹介させていただきます!

【 Shepard Fairey 】シェパード・フェアリー

 

フェアリーは現代のストリートアーティストです。
グラフィックデザイナーの中で最も意欲的なアーティストの1人で
イラストレーションの学士号を取得しておられます(*ΦωΦ)!
彼は様々なアーティストのアルバムのアートワークを手掛けており音楽業界にも
積極的に関わっているので彼の作品を目にした人も多いのではないでしょうか。

【 INVADER 】インベーダー

 

1969年生まれのフランス人ストリートアーティストです。
それ以外は正体不明で素顔は公開されておりません。
テレビゲーム「Space Invader」をモチーフにし8bitという初期のデジタル表現を使い
様々なキャラクターを描きアートを表現するモザイクタイルアートで有名です( ̄∀ ̄)
彼のインベーダーは世界各国の歩道橋やビルの壁、路面など様々場所に出没しており
日本では渋谷区近郊に数多く作品があります。
東京には6回来ているらしく138のインベーダーが侵略しているそうです。
渋谷区を歩く際はどこかに潜むインベーダーを探してみてください。笑

【 Richard Hambleton 】リチャード・ハンブルトン 1952年-2017年

  

リチャード・ハンブルトンは「Shadowman(シャドウマン)」というミステリアスな
黒いシルエットの人物をモチーフにしたことで知られています。
「ストリートアートのゴッドファーザー」とも呼ばれるグラフィティアーティストで
同時代のキース・ヘリングやジャン=ミシェル・バスキアらと共にニューヨークの
ストリートに描き1980年代のアートムーブメントで成功を収めました(。-∀-)
彼の独創性と革新性は今でも多くの若きアーティスト達に多大な影響を与えています。

今回は3人のアーティストを紹介させていただきました☆
現代アートはジャンルが広く表現が個性的なので鑑賞していて飽きません!
次回も引き続きMUCA展をレポート致しますので乞うご期待です:;*(人´∀`)♪

(20240513YK)